インド文化

【バターチキンカレー】インドカレーといえば!のド定番|インド料理データベース#1

インド料理データベース#1 バターチキン - なますて ぱりばーる
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種類もバラエティがありすぎて、日本のインドレストランに行っても、インド現地に行っても何を選んだらいいのか分からない迷える魅惑のインド料理。

そんな皆さんに向けた「インド料理データベース」記念すべき#1では、日本人皆大好き!インドカレーのド定番バターチキンカレーについてご紹介します。

バターチキンカレーとは

バターチキンカレーの基本的な材料

バターチキンカレーは、その名の通りバターを豊富に使用したインドカレーで、以下がその主な材料です。

  • 鶏肉(通常はもも肉)
  • バター(たくさん)
  • トマトペースト
  • 玉ねぎ
  • 生クリーム
  • ヨーグルト
  • 様々なスパイス(ガラムマサラ、ターメリック、クミン、コリアンダーなど)

バターチキンカレーの味

バターチキンカレーの味は、クリーミーでマイルドながらもスパイスの効いた深い味わいが特徴です。

バターと生クリームの豊かな風味がスパイスの辛味を和らげ、まろやかで優しい口当たりを実現しており、癖が無い為インドカレー初心者には一番お勧めのカレーです。

トマトの酸味とスパイスの香りが絶妙にマッチし、食欲をそそる味わいを生み出します。

バターチキンカレーの歴史と起源

バターチキンカレーの発祥地

バターチキンカレーは、インド北部が発祥地とされています。
1950年代にデリーのレストラン「モティ・マハル」で生まれたと言われています。

当初は余ったタンドリーチキンを活用するために考案され、トマトベースのソースにバターとクリームを加えて作られたんだとか。

この新しい味わいが瞬く間に人気を博し、インド全土にも広まりました。

バターチキンカレーの別名とその由来

バターチキンカレーは、「ムルギー・マカニ」とも呼ばれます。
これはヒンディー語で「バターを使った鶏肉」という意味です。

この名称は、料理の主要な成分であるバターと鶏肉を直接的に表しており、インド国内ではこの名前で広く知られています。

インドと世界におけるバターチキンカレー

インドにおけるバターチキンカレー

インド国内では、先述の通りバターチキンカレーは発祥の地である北部地域で特に人気があります。
デリーをはじめとする北インドの都市では、レストランや家庭で頻繁に楽しまれています。

日本の場合、辛さを控えめで甘めのバターチキンカレーが提供されることが多いですが、インドでは、辛さ強めでバターこってりの非常に重めな味わいで提供されます。

世界のバターチキンカレー

バターチキンカレーは、インド国外でも広く受け入れられています。

特にイギリス、アメリカ、カナダなどの国々では、インド料理の代表的なメニューとして日本と同じように人気を集めています。

そのクリーミーでマイルドな味わいは、スパイシーな料理に慣れていない人々にも好まれ、多文化社会におけるインド料理の普及に大きく貢献しています。

日本におけるバターチキンカレー

日本でも、皆さんご存知の通りバターチキンカレーは非常に人気があります。
日本人の口に合うマイルドな味わいが受け入れられ、多くのインド料理店やカレー専門店で提供されています。

また、家庭で手軽に作れるレシピやレトルト商品も多く普及しており、日本で食べる家庭料理としても定着しつつあります。

バターチキンカレーのまとめ


バターチキンカレーは、クリーミーでマイルドな味わいから、インドだけではなく日本を含む世界中で多くの人々に愛されるインドカレーの代表格です。

インド料理が初めての方は、是非お店でバターチキンカレーを選んでみてください。
インド料理を好きになる第一歩を踏み出すこと、間違いなしです!

以上、インド料理データベース#1でした!