なまぱりトラベルlog

バラナシに14回も通った理由とこれから

Namasteです!なまぱりのマサラ花子です。

衝撃タイトルかもしれませんが
実はわたしはインドの中ではバラナシという町が大の大の大大大好きでして、人生でこれまで通算14回滞在しました。

今回は、もうすぐ日本へ帰国して1年たつので
個人的なバラナシへの思い入れと、今後の考えについて書いてみました。長いです。笑

インドのバラナシとはどんな町?

バラナシは、インドで最も人口が多いとされているUtter Pradesh州の町。
ガンジス川が町を流れ、その畔では火葬文化も見られ、様々な神様行事も行われるバラナシは世界的に「ヒンディー教の聖地」と呼ばれています。

地球の歩き方でも、インドと言えば此処!といった感じで写真が必ず大きく載っています。
恐らく、バックパッカーをしていた皆さんの中にはコルカタINで次の町が寝台列車でバラナシという方も多かったのではないでしょうか。

バラナシへの行き方は、前述のように各都市から列車やバスで入ることもできますが
その他、飛行機でも来ることができます。その場合は空港からガンジス川周辺地まで1時間以上かかりますので車の手配や配車アプリUberの使いこなしを忘れずに。
最近は デリー⇔バラナシ間(約770km)を走る新幹線のようなインド最速の列車「Vande Bharat Express」ができて
首都デリーからでも、バラナシまで8時間で移動することができるようになりました。わたしは乗れなかったけど…!泣
(それまでは寝台列車で遅延も含めて18時間とかが当たり前)

毎夜のお祈りアールティ

バラナシは、母なるガンジス川と火葬文化、そしてアルティ(プージャとも言う)という夜のヒンディー教のお祈り儀式だけでなく
ガンジス川沿いの安宿通りや、ローカルカフェ、そして屋台飯も人気です。なんといってもインドのローカル旅行者だけでなく、世界中からバックパッカーが集まる場所です。
バラナシの路店チャイは絶品です。たぶんほとんど砂糖の味なのでしょうが、絶品です。笑

2020年のロックダウンによって観光も止まり、その時に一気に町の開発が進みまして
今やガンジス川へ向かうまでの車が入れる最終地点であるゴウドリヤ交差点からガンジス川までの道は綺麗に舗装されて、側道にはベンチまで置かれ、もはや原宿の竹下通りみたいになりました。(個人的にw)

そして何故かバラナシを、ピンクシティで人気なジャイプール化したいのか分かりませんが
建物がすべてピンクに染められました。しかもあの土っぽいピンク。私にもジャイプールにしか見えない。笑
👇バラナシでいつもお世話になっている友人のあきこさんのインスタより👇

また、わたしもインド生活最後(2020年10月)にバラナシへ行きましたが
地球の歩き方に常連のカフェやお店が無くなってしまっていました。。
個人的に大好きな、似非日本食を出してくれるsushi cafeもバリスタカフェに変わっていて(何故そんなお洒落な方向へ…?)
自信家のぽっちゃりオーナーも居なくて、悲しすぎました。。バリスタコーヒーは個人的にそんなに美味しくなかった。。

わたしが訪れた当時は最初のロックダウンが緩和してすぐだったので、再開していないだけのカフェも多かったですが
今年再度のロックダウン後にどうなったのか、いまだ分かりません。
地球の歩き方も次の版は中身がだいぶ変るんだろうなあ。時と共に、町も、世界も変わってゆく。

なぜバラナシにハマったのか?

バラナシを知ったきっかけ

バラナシのガンジス川から昇る朝陽

バラナシの紹介が長くなってしまいました!!バラナシのこととなると、ついつい。。

ここから個人的な話になりますが、わたし、花子がバラナシを知ったきっかけは元カレです(笑)
大学生の一時期、バックパッカーのひとにしか魅力を感じなかった時期がありまして…というかパニール太郎も生粋のバックパッカーだから、わたしの趣味がそうなのでしょうけど(なんの話だ)
当時のひとはインドが大好きな方で、バラナシの朝陽が人生で一番美しかった、と話してくれました。

そんなこと言われたら見に行くしかなくないですか?(狂気)

というのを切欠にして、わたしは大学の卒業旅行にインドのバラナシに行くことにしました。
友達は誰も賛同してくれず、インドは初めてなのにひとりバックパッカーをすることになりました。今考えるともはや頭おかしいんですが。

でも、バラナシを知ってから、インドについて自分で調べるようになりました。
もともとインドの文化や雑貨が大好きなタイプなので、抵抗はありませんでしたが
調べれば調べるほど、場所や食べ物だけでなく、ひとの魅力に溢れすぎていて
もはや元カレとか関係無く、わたし自身の意志でインドへ飛び込むことになっていました。

初めてのバラナシで心を鷲掴みにされる

2016年3月某日にムンバイから飛行機でIN
(インドの前にタイ・バンコクにいて、当時はバンコク⇔バラナシ便は無かったので、バンコク⇒ムンバイ⇒バラナシになりました)

バラナシ空港に降り立った瞬間、「タクシーはこっちだヨ!!」の大声と迫りくる大量の熱いインド人に驚き、パニック状態(;@3@)
なんかタクシー代も地球の歩き方に載っている額より高い気がしてパニック状態(;@3@)
そもそも目的地までちゃんと行ってくれるのか心配過ぎてパニック状態(;@3@)
パニック状態(;@3@)すぎてパニック状態(;@3@)でパニパニパニック状態(;@3@)
(同便にいたヨーロッパのかたを捕まえて一緒にタクシーに乗りました)

バラナシで迎えた初めての朝

そんなスタートでしたが、初めて見たガンジス川の光景をわたしは今も忘れません。
ガートに座ってガンジス川を見ようとしていると、どこまでも付いてきた売り込み少年も忘れません。。(まさに深夜特急状態)

はじめてのバラナシでは、
牛のう〇こを踏んで滑って転んだり(踏むとう〇こだけに運がつくのでLucky!と現地人は言ってた)
お腹を壊して駆け込んだトイレでbig Gが便器にいて、う〇こで撃退したり(我慢できませんから…)
大量の蚊にやられて持ってきた蚊取り線香を使い果たして眠れなくなったり
それはそれは、びっくりで阿保な武勇伝が沢山できましたが、それでもバラナシの魅力の方が大きかったです。

ガンジス川を筆頭に、歴史をそのまま形にしたかのようなありのままの大自然と町並み

祈るという行為の意味や生活の有り様を教えてくれた敬虔な信者の姿

その日暮らしを悲観するでなく、今を享受している真っすぐな瞳

そして、ありのままの心地の良い自分で振る舞う人々

運がついた図

ひとよりちょっと過敏すぎる性格なので、日本で窮屈な思いをして23年間過ごしてきたわたしにとって、こころの何かが解放されました。
そして何より、道端で売ってる雑貨が全てツボで可愛すぎる。←もともとのインド好き要素大爆発

という訳で、このようにいとも簡単にバラナシに恋に落ちました。
バラナシの後にデリーにも行きましたが、なんか違う。どうしてもわたしにはバラナシ。
デリーも、ムンバイも、グルガオンも住んだけど、どうしてもバラナシ。

バラナシに14回通った魅力とは

14回のうち、3回は日本から、残りの11回はインド移住後の2年半で滞在した回数です。
ほとんどひとり旅ですが、あるときはバラナシツアーガイドとして、あるときはデリーからの食材運び屋として(笑)
単純に好きで通っていたのもありますが、なんやかんや個人レベルで強い思い入れを持っていました。

大きな母なるガンジス川と大きな空

やはり、バラナシに来る醍醐味はガンジス川(地元民はガンガーと呼ぶ)ではないでしょうか。
わたしももれなく、ガンガーと空の為に通った一員です。

同じくガンガーが流れる町としてヨガの聖地リシケシュも存在しますし、実はリシケシュのガンガーの方が乾季はエメラルドグリーンカラーでとても美しいです。
バラナシガンガーの川岸すぐのお水は確かに少し濁ってねっとりしている。。(みんなそこでシャンプーしたりするし…)

リシケシュの美しきガンガー

でも、ガートと呼ばれるいくつもの階段状の沐浴場やその周りのカラフルなモニュメントと、ありのままの自然の中の人々の生活模様が永遠に続くバラナシは、言葉にしづらいのですが、川の綺麗さを超えるものがありました。
私は今でも、バラナシで迎える一日の始まりが一番美しいとずっと思っています。
(元カレと同じようなことを言っている気もしますが。笑)

ガンガーに浮きながらただただ感じる、ガンガーの水音と朝陽とカモメの鳴き声とナマシバコーラス隊のいる朝
(※ナマシバコーラス隊=シバ神への朝のあいさつの歌を歌うおじ様の軍団)
朝は激弱の人間なのですが、バラナシにいるときは積極的に朝を享受したいと思えてしまうんですよねえ。
寝過ごして、朝のボートを手配してくれた宿の方に怒られたことも多々ありますが。。笑

ちなみに、卒業旅行で初めてバラナシに行った時の目標は「ガンガーで夕陽を見て学生時代を締め括る」でした。やはりガンガーと空がセット。
でも、残念ながら夕陽は建物に隠れてしまうのでしっかりとは見られなかったのですが、いい思い出です。
この変な夢を叶えるためにボートで夕陽スポットまで連れて行ってくれた友人に感謝!

頑張らないで良い。すごく生きやすい。

いつものお寺からガンガーを見下ろす図

これは先述のバラナシにハマったきっかけの一部に通じますが、バラナシで生活をしている人は皆「今」を生きている(ようにわたしには見える)。

あくせくしている人もいないし、不便があっても話し合うか、自分がどうにかすればいいや、みたいな余裕がある。
細い路地にお牛様がいても、う〇こを踏んでも、びくともしない。というか裸足で歩いてる人もいる。裸足 going on the う〇こロード…
そしてみんなフレンド!いち旅人のわたしも誰かのフレンド!もはや顔も知れたので日本語で売り込んでくる現地人もいなくなった。
この先がどうだとか、明日がどうだとか、このひとと居てメリットになるのかならないのか、、など
考えすぎたり生き急ぐことを感じない町でもあります。

わたしもバラナシではこころが真っ新で空っぽになりました。
いつもお寺の横の隙間で胡坐かいて風に吹かれながらガンガーを見下ろすのが好きで
あと、いきつけのカフェで胡坐かいてブログを書いているときも好きで(※どこのカフェもハニージンジャーティが美味!)
胡坐かくのが好きだったりするのか、一日中そんな感じでどこでも怠惰なムードでいても咎められないので
とにかく楽でした。みんな誰も気にしていないし。そもそも本当はそんなんでいい。

まあ、余暇で訪れているだけでバラナシで働いている訳ではないので、何もしなくていいのは当たり前なのですが
観光しにここに行かなきゃ!というのが無いような町でもあるので、どこでも全部自分の居場所のように感じられ、ただただそのままの自分がしっくりきました。

いつも人生の区切りや新しいスタートの切欠になる

これは完全な個人解釈ですが、バラナシはわたしの人生の節目にいつも関わっていました。

日本で社会人になってからも長期休みをなんとか取ってバラナシに来ていて
3回目の訪問時、バラナシにいる友人から、日本人が人材派遣会社を通してインドに「現地採用」という形で移住してきたらしいよ!と教えてもらったのがインド移住のきっかけだったりするのですが
その決意をしながら、いつもの屋上で夕陽を眺めて「絶対、絶対ここに帰って来続ける」と感じていました。

まさにこの夕陽を見ていました

その後も、人間関係で傷ついたときとか、事あるごとにバラナシでリセットをすることになっていました。
面白かったのが、2019→2020の年越しにバラナシにいたのですが、いつもなら何かしら決められる新年の抱負的なものが浮かばず
「この先はよく分からないからこのままで大丈夫」とだけ考えていました。(個人ブログにもそう書いていた)
そしてその年にパンデミックになり、バラナシで何かには勘付いていたのかなと思っています。
スピリチュアル過ぎてよくわからないですけど、自然体で出た気持ちが時の流れに当てはまったので、勝手にそう思っています。

そして最後にバラナシを訪れたのは2020年の10月。1st ロックダウンが緩和されてきた頃でした。
すでに日本への帰国が決まっていた中で、移住中は最後と分かっての訪問でした。

先述のように、ロックダウンで行きつけの場所が無くなってしまったり、あとは友人の宿がクローズしてしまったり、思い出が完全に過去になってしまう瞬間を目の当たりにしました。
それでも、ガンガーはこれまでと同じようにそのままで、変わるものと変わらないものを教えてくれたように思います。

わたしは一旦日本に帰って新しい生活を始める。バラナシも少し町とひとが変わる。
次、いつか訪れるときはお互い変化して、なんなら時代のテクノロジーやら新しい知識やらでパワーアップして再会することになると思いますが、わたしの本質だったり、バラナシの本髄であるガンガーは変わらないのではないかと。
「ずっと同じものも無いし、同じところにスタックする必要もないのだから、とにかく流れに乗って前に進め!」と言われたような気がします。
これが一旦最後の学びです。

バラナシとわたしのこれから

Thanks for visit in Varanasi

ここまでバラナシが自分にとっていかに大事かをつらつらと綴ってきましたが
パンデミックが収まったとしても、以前ほど気軽には訪れられないんじゃないかなと思っています。

長くお休みが取れたらひとりでふらっと遊びに行きたいですが
家族ができたりしたら、互いのバランスが取れないと自分勝手に行動できないときもありますからね。。
これまでは自分100%の時間(ただの我儘期w)を過ごすことを最優先にしていた時期だったので
今は日本で再び仕事をしてみて、家族も欲しいと思うようになったので、そちらに向かう時なのかなとも思っています。
どちらも追い求めて実現して贅沢に生きたいけど、そこまで器用じゃないので、笑
どちらかを手に入れるならどちらかは少しお休みかな。何事もバランスですよね。
(とはいえ、今もバラナシに帰りたくて仕方なくなる時も勿論ある)

でも、いつかはバラナシでカフェやりたい!とか転職の合間で数ヵ月休んでバラナシに沈没しよう!とか
日時は分からない人生のどこかにバラナシはいつも居ます。
そう思える特別な場所に出会えただけでも幸せですね。

ということで、明日もぐいぐい前に進んでいきましょう!今も朝陽は昇り、ガンガーは流れている。

それでは皆さん、Phil milenge!

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