Namasteです。インド時代はバンガロールより下に行ったことが無い、インド北部専門のAshaです。
実は現地採用時代、少しの間ムンバイに住んでいました。その間、諸事情あって家を失って1ヵ月間ゲストハウス生活をしていたのですが(笑)そのときに毎日のように食べていたのが今回ご紹介するパウバジです。
(アルファベット表記はPav Bhajiです。正確なカタカナ表記はご容赦くださいませ)
パウバジはストリートフード文化の栄えているムンバイの中でもムンバイっ子みんな大好き!というくらいの人気フード。
日本語で表現すると、ふわふわバターパンの濃厚カレーディップ!
この響きだけでもよだれが出ちゃう。
わたしも好きなインド料理は?と言われたら、パウバジと答えるくらい好きなんです。
今回は、恐ろしい洪水の雨期で友達も居なくて悲しかったムンバイ暗黒時代のお供だった思い出のパウバジを日本で作ってみましたので、ご紹介します!
パウバジのムンバイでのライバルはおそらく激辛カレー味揚げ物バーガー、ワダパウ(Vada Pav)ですかね
パウバジの材料(2人分)
- 玉ねぎ 2個
- トマト(ミキサーでピューレ状に) 2個
- ピーマン 1個
- Pav Bhaji マサラ 大さじ1.5
- Kasuri Methi 大さじ3/4
- ターメリックパウダー 小さじ3/4
- レッドチリパウダー ほんの少し!! 激辛注意!!
- にんにく&生姜チューブ それぞれ小さじ1
- 塩 小さじ1
- バター 20g
- 太白胡麻油(サラダ油でも可)大さじ1
さらに、パウバジにディップするパンもバターで温めます
- フォカッチャ 4切れ ※食パンも可!
- バター 20g
※我が家ではサラダ油の代わりに、太白胡麻油というごま油を調理油に使用しています。
太白胡麻油って何?という方は、以下の記事を参考にしてみてください。
パウバジの作り方
それでは早速ボリウッドの街、ムンバイに思いを馳せながら作っていきましょう!
Chalo Chalo!!サルマン・カーン!!カリーナ・カプール!!ボディガード!
まずは太白胡麻油を温めて、バター20gを溶かします。
もうこの時点で、高カロリーは確定したようなもんです。。
火の強さは、ずっと強めの中火で調理していきます。
バターが溶けたら、みじん切りの玉ねぎを炒めます。
玉ねぎはできる限り細かいみじん切りがおすすめです。
玉ねぎが透き通ってきたら、にんにく&生姜ペーストをそれぞれ小さじ1くらい入れて、さらに2~3分炒めます。ちょっと多めでも美味しいかも。
めちゃめちゃいい香りがします♡ 既にインドのキッチンの香り♡
ペーストと玉ねぎがよく絡んだところで、ピーマン投入です。
ここでも2~3分炒めます。
ピーマンも柔らかくなってきたところで、トマトピューレを入れます。
よく混ぜながら炒めて、トマトの水分を飛ばしてください。
ここで、お塩を小さじ1とレッドチリパウダー少々を加えておきます。
※レッドチリパウダーは少量でもマジ激辛なので、辛みが苦手な方は抜いてもOKです!
ですが、レッドチリパウダーがないと、仕上がりで鮮やかな赤みが出ないとのインド人意見がありました。
色にも多大な影響を及ぼす最強パウダーです。お洋服に飛ばしませんよう。。。
トマトの水分が少々減ってきたところで、マサラ入りまーーす!
Pav Bhaji マサラを大さじ1.5加えます。う~ん、甘めなスパイスの香りがたまらんです。
マサラを入れることで、一気に水分が奪われてペーストっぽくなります!
お次はフェヌグリークというハーブの葉を乾燥させたKasuri Methiを大さじ3/4入れて混ぜます。
お次はターメリックパウダー小さじ3/4いきまーーーす!
ここで黄色みが一気に増します。先述のレッドチリパウダーと同じく、ターメリックの存在で料理の色味が変わります。
ホギャ!!
(ヒンディー語でDone!終わった!という短縮フレーズ。文法上はHo Gaya(ホーガヤ)。便利でかわいい)
最後にパクチーを少々入れて混ぜあわせて完成です!
それではお次にディップするパンをバターで温めましょう!
ここは特に特別なステップはないのですが
バターを溶かしながら、フォカッチャ両面を温めます。
本当はムンバイ本場のようなふわふわのパン(=ヒンディー語でパウ)を探しましたが、パニール太郎の鶴の一声で、なんとなくフォカッチャでやってみました。
食べる際はお好みでレモンも絞ってくださいね 🙂
本場では生たまねぎで口をリフレッシュしながら(?)食べていましたので輪切りもつけました。本場みたいな細切りができなかった。。
完成です!
ちなみに、パウバジはよく3分割皿にディップとパンとレモン&オニオンが乗って出てきます。
本場感が欲しい方はお皿で雰囲気抜群になります。
こんな見た目のものです。しかもがちゃがちゃ洗えて爽快。
パウバジ in Japan の評価
一番初めに感じたのは、「甘い!!」でした。
というのも、日本の野菜の甘みがよく出ていて、かつPav Bhajiマサラも甘めのスパイスミックスなので
たまにムンバイの屋台で食べると出会ってしまう激辛パウバジとは全くの別物ができました!
ですが、やはりバターと甘いカレーディップの相性がたまらんです。朝ごはんにいいかもですね。
後日談ですが、2回目のパウバジ作成時はレッドチリとお塩を増やしたことで、現地感MAXとなりました。笑
今回使用したスパイスミックスはこちら!
これがPav Bhajiの為のスパイスミックスです!その名もPav Bhaji Masala。(そのまんま)
インドのスパイスブランドは主にMDHやEVERESTがありますが、どちらもインドの老舗スパイスブランドです。
(MDHの方が、パッケージにおじいちゃんがいてかわいい)
パウバジだけは絶対作りたくて、日本へ帰国前に買い占めてきました。
日本でもオンラインで買うことができますのでご安心を!
次回もおいしいインドの屋台料理も手軽に日本で作れるよう、ご紹介したいと思います!
インドスパイスで生活の彩りが増えますように…!
それでは皆さん、Phil milenge!
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