ネパール文化

ネパールの国民食「ダルバート」とは?素朴な美しさと高い栄養価の秘密に迫る!

Dal Bhat Power 24 hours
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Namasteです。
180cmある瘦せ型上司と同じ体重ということが発覚してから、ひそかにショックを受けてサラダ生活を多めにしている159cmのAshaです。
超絶ガサツ人間なので、丁寧な暮らしなんて何回か生まれ変わらないとできないけど、笑
かいわれやアボカドやカラフルな豆でお皿を彩るのはアーティスティックで少し楽しかったりする…!(違うモチベーション)

今回はヘルシーながら栄養たっぷりで、朝に食べれば夜までお腹が空かないくらい腹持ちも良かったネパールの国民食「ダルバートDal Bhatについてご紹介します!

ほとんどのネパール人は少なくとも一日に一度は食べると言われている、現地人のパワーの源になっている料理です。
私たちも今年のお盆にネパールに行った時にはローカルダルバートを食べ歩き、素朴な美味しさと満足感に唸りました。。!これはハマりますわ。。。!

ということで、魅惑の「ダルバート」の世界へ、Chalo chalo!!

作るの大変そうだけど、願わくば日本で自家製ダルバートを作りたいと思うくらいハマりました

ダルバートとは

@ドゥリケル

ダルバートは、レンズ豆のスープ(ダル)と蒸した米(バート)からなる伝統的なネパール料理です。

お米と、野菜のカレー(タルカリ)、漬物(アチャール)、ヨーグルト(ダヒ)、サラダ(カチュンバー)、肉(マス)などの様々なおかずと一緒に、主にワンプレートで出されます。
その盛り付けは美しく素朴感もあって、ダルバートの魅力のひとつです。

豆スープ「ダル」は、黒、赤、黄、緑などの色々な種類のレンズ豆から作られ、スパイス、ハーブ、トマト、玉ねぎ、ニンニク、ショウガ、唐辛子などと一緒に煮込まれます。
「バート」は白米や玄米のほか、雑穀類(キビ、ソバ、オオムギなど)などを使うこともあります。

野菜カレーの「タルカリ」は、じゃがいも、カリフラワー、キャベツ、ほうれん草、ニンジン、インゲン、エンドウ豆、カボチャなどの旬の野菜から作られます。

お漬物「アチャール」はインドでも付け合わせの定番です!
甘いものや酸っぱいもの、辛いものやあっさりしたものがあり、果物や野菜やハーブを使って作ります。

激旨だった胡麻とトマトのアチャール

ダルバートのすごいところが、お肉カレー以外はおかわり自由(おかわりし放題)ということ。美味しすぎる為おかわりしすぎて、ネパールでは朝からお腹がしんどかった。(贅沢な悩み)

ダルバートと付け合わせの組み合わせは、食べる人の好みや季節によって異なります。
全人生を掛けてもこの世に存在する全てのダルバートを制覇できないかもしれません。

「自分にとってのベストダルバートを探す旅 in ネパール」なんてのもいいかもしれません!

ダルバートの種類と地域差

@カトマンズ、タメル

ダルバートは、これといった明確な定義がある料理ではなく、ネパールの地理的・気候的・民族的・宗教的な多様性を反映して、様々なスタイルで作られます。

例えば、米が乏しく高価なネパールの山岳地帯では、バートとして、キビやオオムギなどの穀物が使われたりしますが
米が豊富で安いネパールのタライ平原などでは、ダルが少なく、米の割合が多くなります。

そして、ヒンドゥー教と仏教の文化が混在するネパールのカトマンズ盆地では、ダルやタルカリに、より多くのスパイスやハーブを使っています。

インド料理の影響が強いネパール西部では、ダルバートにより多くのギー(インド料理に使われるバターオイル)やヨーグルトを使っているところもあります。
チベット料理の影響が強いネパール東部では、ダルバートにより多くの発酵食品(チーズや漬物)を使う傾向があります。

栄養価の高いダルバートはネパール人のパワーの源

@カトマンズ、タメル

ダルバートでは、お米と、様々な栄養価の高い野菜やスパイスを含んでいるため、ネパール人のパワーの源です。パワー!!!!!(きんに君)

現地では、「Dal Bhat Power 24 hours ネ!(ダルバート一食で24時間元気に動けるからたんまり食べてネ!)」と声を掛けられることもあるくらい。
カトマンズの観光地&安宿街のタメルでは、Dal Bhat Power 24 hours と書かれたTシャツまで売ってた。。

そんなネパール文化の美しさ、そしてネパールならではの多様性を見せてくれる美味しくて栄養価の高い現地料理「ダルバート」は
ただの食事ではなく、多くのネパール人にとっての生き方で、国民の誇りでもあります。(だからTシャツ着るのかな)

正直、ダルバートの為にまたネパールに行きたいくらい
(でも、満腹感が凄いので1日1種類のみになると思う)

日本でダルバートを食べるならココ!

魅惑のネパール料理「ダルバート」は日本のネパール料理レストランでも食べられます!
私たちのお気に入りガチネパレストランは新大久保の「ナングロガール」です。ネパールの秘酒「トゥンバ」も飲めるので、ぜひ♡

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まとめ 豆と米と野菜だけで本当は充分だよね

@ナガルコート

横浜家系ラーメンが大好きなのですが、ダルバートの素朴な美しさと素材故の栄養を考えたら、そんなもん食っちゃいかんわ、と思えるようになりました。(早く気づけ)

現代人が忘れた何かが、ネパールのダルバートには詰まっているような気がします。

帰国後、早速ホームメイド「ダル」に挑戦したので、こちらのレシピもご参照ください~!

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