ネパール旅行記

【カトマンズ・ネパール】現地でネパール版そばがき「ディド」を食べてきました!本場の味の食レポとおすすめレストランをご紹介!【タメル食べ歩きシリーズ】

【カトマンズ・ネパール】現地レストンランでネパール版そばがき「ディド」を食べてきました!本場の味の食レポと食べ方をご紹介!【タメル食べ歩きシリーズ】 - なますて ぱりばーる

Namasteです!本当のNamasteです、バラナシでドラフトを書きました、Ashaです。
今年のインド・ネパール帰省も多くのことを学ぶことができました。そんなネパール編、「ディド」という食べ物についてです。

いきなりですが、本ブログ一番の人気記事がネパール料理「ディド」について、というあるまじき(?)事態です。(失礼)

ですが、日本で食べただけで現地のディドを食べたことが無いなんて恥ずかし過ぎる…と責任を感じてきたので
インドと共に昨年から激ハマりしているネパール現地で食べたディドの食レポと、おすすめのレストランをご紹介します!

ネパールはカトマンズを拠点にトレッキングなどに行かれる際には
ネパール料理定番のダルバートだけでなく、ディドもトライしてみてください!

👇日本で「ディド」を食べた話

ディドとは?

ディドは主にネパールの村で食べられる、「タカリ」という素朴で栄養価の高い村版ダルバートの一部です。
そんなディドは、そば粉やトウモロコシ粉を水とギーで練って作られています。

手で一口大にちぎって、カレーをつけて食します。インドでいう、ロティやチャパティ的な立ち位置です。
ネパール現地の人は、ディドを食べると故郷や家庭の味を思い出すくらい、文化や人々の生活に根付いている食べ物だそうです。

首都カトマンズ中心部のディド

先述の通り、村が真のディド文化の本場になる為、首都の都会カトマンズ中心部のディドは本場中の本場ものでは無いのが事実です。
それでも、勿論首都中心部でもローカルタカリを提供しているレストランはあるので、宿のオーナーや仲良しのお店さんに聞いたおすすめレストラン2軒に行ってきました!

やはり、旅先の美味しいレストランの探し方は現地の人に聞いて回ることです。
とはいえ今回のカトマンズ滞在は2泊3日で、かつ後から出てきますが毎度ボリュームがすごくてお腹の数が足りなかった(この時ばかりは牛並みに胃袋4つ欲しくなった)ので
2軒が限界でした。。。
いきつけの居酒屋にも行かないといけなかったので、すみません。。

カトマンズ(タメル)のディド実食レポート

行ってまいります!(宿の鏡から)

カトマンズでは「タメル(Thamel)」という旅人が集まる空港に近い中心部に滞在するので、今回は首都カトマンズの中でもタメルエリア内(徒歩で行ける範囲)での食レポとなります。

👇タメル地区散歩記はこちら

①Paru Thakali Kitchen

1軒目は、仲良しの宿のオーナーおじちゃんにおすすめされたお店です!

店内はお昼は節電なのか、停電だったのか(ネパールも日中の停電がかなり多いです)電気を付けておらず自然光のみで暗いですが、建物の2階にある、ちゃんとした綺麗なレストランでした。

レストランのオーナーのおじちゃんはのんびりTVでクリケットを見ながらも、一人で来た外人(わたし)に声を掛けてくれる優しいかたで、
ウェイターの男の子はスーツを着ていて、髪型きめきめ、そいて何故か混んでもないのに呼んだら走って駆けずりまわりながら接客してくれました。笑

ここでは鹿肉(Badel)カレーが美味しいと聞いていたので、Badel Dhido Setを頼みました。
いきなりジビエも加わって飛び抜けします。笑

Paru Thakali Kitchenのディド

そんなジビエと食べるこのレストランのBadel Dhido Setがこちら!
550ネパールルピー=約550円です。(実は24年1月時点、NRPとJPYはほぼ同じ)

なんだか透明感があるディドですが、このディドに目の前で熱々のギー(油)をかけてもらいます。(鉄板焼きかのようなジュ~~~の音がすごいです)
しかもモヒカンスタイルという、初の形のディドです。笑

いざ、一口目にディドだけを食べてみましたが、まず、もちもち食感がものすごい…!
これは、お腹に溜まって膨らむ、1日1食で済んでしまうやべえ奴や!!と確信しましたね。笑

味の穀物感は日本で体感したほど強くなく、素材の味をなんとなく感じる素朴な風味でした。
本場はもっと濃い色(素材の味が濃い)のかもしれませんが。。とはいえ、味が濃くない分、カレーとの相性はバッチリでした!

おまけ:Paru Thakali Kitchenの鹿肉カレー

宿の人におすすめされて選んだ鹿肉のジビエカレーですが、これがまた鹿の油を感じるジューシーな濃厚カレーでした!
しかも、超激辛でした。辛いのが苦手な方は、事前に伝えて相談しておくほうが良いかもしれません。。

わたしには、臭みのあるジューシー&辛いカレーは最高でしたヽ(^o^)丿

アクセス

タメル地区の中心部にあります!
Google mapと少しずれているので、近くのお土産物屋さんのおばちゃんに「Paru Thakali?」と聞きつつ、探してみてください!

ATMが並ぶ通りの奥の階段を上がる、というヒントだけ、ここで授けます。笑

②Bagaan Thakali Kitchen

お次に紹介するのは、仲良しのジュエリーショップのおじちゃんにおすすめされたお店です!
…というか、おじちゃんにとって候補のレストランがいくつかあったのですが、胃の容量が間に合わないわたし、しかしちゃんとディドを食レポせねばならないわたしの為に無難にGoogle評価が一番良いこのお店に行け!と教えてくれました。

色々他も観ましたが、たしかにGoogle Review数が半端ない。
(特にお店でレビューを求められることも無かった…のにこの数)

店内は車道に面したビルの2階にあります。
やはり、ここもお昼は節電なのか、停電なのか。大きい全面窓から差し込む自然光で運営。

ウェイターさんも制服を着て、お水などもちゃんと出してくれたり、素敵な立派なレストランです。これはGoogle Review高いに決まってる…(雰囲気だけでも)。

Bagaan Thakali Kitchenのディド

メニューを取り忘れてしまったのでGoogleのレビューフォトから拝借しますが、ここにもジビエ(鹿肉=Badel)がありますね!
ですが、今回はウェイターさんに勧めてもらった、チキングレービー(汁あり)ターリーにディドプラスのセットしました。

自然光だから食べ物がおいしそうにちゃんと写る。ありがたや。笑
ちゃんとカトラリーまで持ってきていただいたので、いざ実食です!

まずは、ギーをディドにかけてもらいます。そのためにディドの真ん中って凹んでいるんだなぁ…としみじみ。
(しかし、先述のParuではモヒカンスタイルディドだったのでお店の好みなのかもしれません)

それではギーのかかったディド単体から、スプーンでちぎって早速いただきます!

Bagaan Thakali Kitchenのディドも、もちもち食感がすごい…!(同じコメントw)
やはり色が薄いからか、穀物の風味や食感はそこまで強くなく、Paru Thakali Kitchen同様に素材の味をほんのり感じる素朴なそばがきでした。

ここもディドのもちもち触感とそもそもボリュームがすごいので食べきることはできなかったのですが
一緒に食べたチキンカレーとダル(豆カレーシープ)ともよく合う、裏切らないディドでした!

おまけ:Bagaan Thakali Kitchenのカレー

今回はチキングレービーセットということで、チキンカレーをお供にディドを食べましたが、
このチキンカレーも、(骨付きでちょっと食べづらい点と大抵皿から汁が溢れる問題以外)旨味が凝縮した最高のカレーです。こんなにオイルが浮いてるけど、くどくない!
ちなみに、ここも結構スパイシーでした。パクチーで口内で緩和しますw

お皿並々なので大抵こぼす悲しみ

ダルバートにもタカリにもついてくる、ダル(豆カレーシープ)も優しい味わい。
野菜も入っていて、豆だけのダルよりも、より旨味と食べ応えがありました。

もうとにかく、満足&満腹でございます…!(後ろに写っているパパド(おせんべい)をいつも食べられる余裕がない…ごめんなさい…)

ダルバートやタカリを食べた後は満腹で、しばらく立てないのでお店から出られません。
今回も、ひとりで窓の外を眺めながら消化がある程度収まるのを待つ賢〇タイムが必須でした。笑

👇お腹いっぱい確定:1食で1日動けるネパールのターリー「ダルバート」はこちら

アクセス

タメル地区の少々北部にあります!北部でタクシーを捕まえるポイントとなる交差点の近くです。

Bagaan Thakali KitchenはGoogle mapに近いのでParuほど迷いませんが、ビルとビルの隙間に看板があり、階段があるので、よく隙間を覗きながら探してください!

次は本場の村の「ディド」を食べてにいきたい!

ネパールの首都カトマンズ、しかも旅行者の集まるタメルでのディドレポートでしたが、いかがでしたか?

意外と色が薄い事、モヒカンスタイルも有りなこと、穀物の風味も食感も、日本で食べたものよりは素朴だったこと、などなど、発見がたくさんありました。
(日本の素材で作ると穀物の違いで差が出るのかなあとか考えたり…)

そしてジビエ系は旨い。臭いものは旨いですね。笑

次はタカリが主食の本場の村でディドを食してみたい!
とはいえ、現地の方々の話を伺っていると、「本場の村」と言っても我らがナガルコットや、秘境ドゥリケルよりも、
外人向けのエンタメの無い日常生活が送られている村に訪れないと食べられないのかなあ…とも感じました。

これからもネパールには通いたいので、ダルバートだけでなく色々なディドも試してみようと思います!
そのためには胃袋をトレーニングしておかないと、、、滞在中お腹が空かなくなりそうです。笑

👇ヒマラヤ山脈360°な村「ドゥリケル」の旅行記はこちら

カトマンズに滞在するならタメル!今回の「ディド」食べ歩きに続く【タメル食べ歩きシリーズ】お楽しみに!