インド旅行記

【カソール・インド】何も無いのに全てが在る、カソールよ、永遠にこのままで

【カソール・インド】何も無いのに全てが在る、Kasolよ、永遠にこのままで - なますて ぱりばーる
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Namasteでございます。こちらはAshaのインド現地採用時代のインド旅記録です。
この内容は過去ブログからの、2019年時点の情報ですので、一部古い情報もあるかもしれませんがご容赦ください…🙏

カソール(Kasol)という村をご存知ですか?
「インドのミニイスラエル」と言われたりしますが、イスラエルからの移民が多い、北インドヒマーチャルプラデーシュ(Himachal Pradesh)州の村です。
一般的には、ヒッピーさんが多く訪れる村です。(詳細はご想像にお任せしますw)

👇場所はこちら(本当に小さい村。歩けます。)

デリーからでもそれなりに行きづらいし、普通の社会人(自分で言うなw)で日本人で訪れたことがあるのは、わたしだけなのではないか?と思ったりするくらいの、ある意味秘境です。

でも、わたしにとっては「バラナシを超える境地」でした。

カソールにはちょっとした思い入れがありまして(いろんな場所に思い入れがある傾向w)
というのも、18年10月に一度行こうとして、全て予約までしたのになんとなく行く気が失せてしまってキャンセルして
それから時が経って、インド人の女子友と何故か話が進んで、急遽行くことになった。
自分勝手ながら、いきなり呼び寄せられた村。

オールドデリーから夜行バスで13時間、そこからバンでがっったがた(繰り返します、がっったがた)の道を1時間程行きますが
ほぼ寝ていたとはいえ、頑張って辿り着いた先に見えたのは「しあわせのかたち」だった。

昼下がりの日の光に当たって、屋上で暖かい格好をしたおじいちゃんがプラスチックの椅子に座り何かを眺めている。

そんな一瞬ふと見えた光景で、あ!!と声が出るくらい、「これがしあわせかぁ…」と。。
特にわたしはぶっ飛んでいませんけど笑、涙が出そうになるくらい、そんなことを思いました。

泊まったホステルは、👇「Nomads Hostel Kasol」です!(いかにもカソール感w)

Expediaからも予約できます!

2泊3日で、特に何もせずのんびりしていただけなのですが
1日目はJim Morrison Cafeで激ウマManchowスープを飲みながらインド人友とたばこぷか~~~(シーシャもありましたよ!)

夜はホステルで客全員でたばこぷか~~~からの星空を眺めて、Coldplayの”Sky Full of Stars”を熱唱。(インド人バックパッカーが集まるとこうなる)

2日目は、これまた、がったがったの道をバンで1時間行くTosh Valleyまで少し遠出!
朝には人生最高のマギー(インドの袋麺)を食べました。

おじさんが謎のスパイスを入れて、バターのけってくれるだけ。
インド人生で一番おいしかったマギーはこれ。謎のスパイスにやっぱり何か入ってたんだろうか。爆

そのTosh Valleyから見えた景色が・・・
すみません、言葉にできません

この景色を見ながら名もなき食堂で3時間くらい薄いコーヒーを飲んだり(また)マギーを食べたり、何も無い贅沢な時間を過ごしました。
それに対して何も文句言ってこないインド人友にも感謝…というか大好きやで…。

チベットの文化、自然、心が吸い付くような感覚。
本当にカソールが好きかもしれない。

3日目は、朝から宿のバックパッカーたちと壮絶ダンスタイムでした(なんでなのか記憶無い)
またマギーを食べてで新しい一日を始めて、陽だまりで考え事をして、俗世に帰るか、と心を調整していました。

何も無いのに、自然でいられる自分と心。
この村には全てが在って、満足した。

これから俗世に戻るけど、そして欲にまみれるし、恐怖も、怒りも、羨望も抱くけど
わたしはまたきっとここに戻ってくれば自分を失わないで済む。

そんな旅でした。インドにお越しの際は是非、なんてね。
来るの大変だし、本当に何も無いんだけどね!

旅程基本情報
2019年3月28日~4月1日(バス泊抜きで2泊3日)
デリー(Delhi) ←バス13時間→ ブンタール(Bhuntar) ←バン1時間→ カソール(Kasol)

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しかも、インドはバラナシ(ガンジス川のほとり)からでも、日本の家族と連絡できちゃいました。意外とたしかに「最強」で満足してます。笑
※現地事業者やデバイス、地域によります。