Namasteでございます!Ashaです。
これを書いている今は夏に片足突っ込み始めて身体がひいひい言い出しました。
インドはもう体感50℃くらいあるのだろうなぁ。。(熱波のニュースもすごいですね…)
今回はただのバラナシフリーク人間による、チャイをどれだけ飲むかについてだけの話です。笑
かつ、わたし花子は食べ物は固形物より液体が好き(安心してください、歯はちゃんとありますよ)なので
チャイ以外にも、バラナシでの飲みまくり生活をお届けします。
※ガンガー付近は神聖な場所なので、お酒は禁止です。
チャイとはインドの食文化を語る上で欠かせないスパイスミルクティーですが
バラナシの路上チャイがインドで一番美味しいと私は思っています!!
素焼きのカップに入った濃くてもったりした甘いチャイは、ひと口でカロリーもメンタルもガンギマりです。
バラナシチャイスタイル
それでは、今年でバラナシ15回滞在、現地人に倣った花子のバラナシチャイスタイルです。
「迷うなら チャイを飲んどけ 何時でも」というのが結論なのですが、
バラナシに興味のある皆さん向けに究極スタイルをご紹介できればと思います!
基本情報
バラナシでは、大体のお店で素焼きの不揃いカップに入ってチャイが出されます。
現地の友人曰く、バラナシのチャイは他と比べて濃いので、素焼きの風味も相まってさらに美味しくなるそうです。
飲み終わった後は、ゴミ箱の中をめがけて、日本でのストレスをすべて忘れ去るがごとく投げつけて割ります。
(「インドを綺麗にしよう!」のClean India政策の前までは、普通に道端で投げ割りし放題でした)
割って捨てるくらいなので、この素焼きは使いまわししていない(はず)なので、安心して味わってください!
チャイとの過ごし方
まず、花子はバラナシ滞在時間を長くしたい為、飛行機IN、夜行列車OUTが定番です。
(これで本気度を感じてください)
空港到着後は近くの屋台が集まるストリートでファイト1発!
これからバラナシの喧騒と戦うのです。腹が減っては戦はできぬ!
バラナシのゴードリヤ交差点を超えて、ガンジス川に沿ったベンガリトラ通りの宿に落ち着いたら、バラナシ生活スタート!
そんな毎朝の始まりはチャイです。
「ティファニーで朝食を」なら「バラナシでチャイを」です。
バラナシには何軒もチャイ屋があります。普通サイズでひとつRs. 10(=約18円)ですが、人気店ではバイトさんもいるくらい大忙しです。
ちなみに、私はデリーで勤務を始めた時、町にチャイの屋台が無さ過ぎて絶望に襲われました。
(着任するまで、インドはどこもバラナシみたいなところだと思っていたので。。デリーごめん)
チャイと一緒に、バターたっぷりパン(粗砂糖入り)やクミンクッキーも付けます。
なんて高カロリーな朝食なんだ…と分かってはいるのですが、クッキーに濃いチャイが合うので、大体おかわりまでしでかします。。
朝食が終わったら散歩をして、ちょっと疲れてきたら、またひとまずチャイ屋に入ります。
バラナシは早朝からお祈りをする人々で大賑わい。
朝陽と共にガンジス川で沐浴というのも行事のひとつなので、朝から町がにぎやかで、あっという間に体力が吸い取られていきます。汗
日本では休日は昼間で寝ている花子ですが、バラナシにいると何故か朝7時くらいから活動します。
この、バラナシは朝が透き通ってキラキラしている感覚、何なのでしょうね?神様のご加護なのでしょうか?(誰か教えてください)
日中も、暇ならとりあえずチャイをします。日本人、インド人の友人とたまたま会ったら、とりあえずチャイします。
現地の友達のお店にちょっくら挨拶に行ったら、チャイをオファーしてくれます。
(たまにその流れで店番を頼まれることもある。私でいいのだろうか?笑)
ゆっくり同じ時を過ごす手元にはいつもチャイがあります。
バラナシではとにかくよく歩くのに人が多くてペースが乱れたり足を踏まれたり。。疲れ果てて昼寝がマストです。
疲れたままだと免疫力が下がって、少々不衛生な環境ではちょっとしたことで体調を崩しかねないので、昼寝はサバイブ術です。笑
そんな昼寝の後は、チャイで目を覚まします。このチャイが一番キマる気がする。。
寝ぼけたまま、ぼーっとチャイを飲みつつバラナシの風景を見ていると、ディズニーランドみたいに見えてきます。
(ロックダウン中にバラナシはピンクシティと化して、ポップになりました)
そして一番チャイが身に染みるのは、バラナシを離れる直前のチャイ(´;ω;`)
寝台列車に乗るのでガンガーにサヨナラをする時はいつも夕暮れ時。
長期滞在していると、最後の方はダレてきて疲れもあったりするのですが、笑
「この美しい風景とチャイの味は忘れない」という思いと共に、ただただいつもと変わらないバラナシ人やガンガーをひとり眺めて出発します。
ちなみに、夜のケースが出ていませんが、これ以上チャイを摂取すると胸焼けして眠れなくなるので
番外編にあるハニーレモンジンジャーティーに浮気します。
バラナシドリンク番外編
バラナシにはチャイ以外にも美味しい飲み物が沢山あります!
ここでは番外編として、旅中にぜひ味わっていただきたいドリンクもご紹介します。
ごり推しハニーレモンジンジャー
この単語、当サイトで検索すると何回も出てくるのでは?というくらい推しているような気がしますが
バラナシはどのカフェにもだいたいハニーレモンジンジャーティーなるものがあります。
インドの紅茶系はどれも激甘なイメージでしたが、このドリンクはハニーの優しい甘さと新鮮な生姜、レモンのみという健康的な味です。
よく飲むのはアダーアダーカフェ(ベンガリトラ)のホットハニーレモンジンジャー
ここはインド人オーナーとフランス人奥様がいて、フレンチパティスリーかのような手作りスイーツもおすすめです!
チャイは飲みすぎて飽きた!という時にはぜひお試しください。
夜寝る前のカフェでの一杯にもおすすめです。
こちらは老舗のモナリザカフェ(ベンガリトラ)にて。(夜なのにまさかのポット独り占め大容量)
バラナシ名物かもしれないレモンティー
ハニーレモンジンジャーだけでなく、シンプルなレモンティーもバラナシ名物なような気がしています。(デリーで見たことが無い)
一番有名なのはいもちゃん(ガンガー沿い…ガート名が出てこない…)でしょうか。
お店の方のポリシーのお陰で客引きが来ないので、ここで飲めば一人でものんびりできます。
こちらはティースタンドのナンディー(ベンガリトラ)
バラナシの友人に教えてもらって行くようになったのですが
レモン丸絞りなのに酸っぱくなく程よい甘さで美味しいです。
本格コーヒー&スイーツ
なんと、バラナシでも本格コーヒーが飲めるようになりました。(沢木耕太郎もびっくり)
スタバにあるようなエスプレッソマシーンもお店に普通にあって、若い子が慣れた手つきでエスプレッソを淹れてくれます。
文明開化、そして資本主義に染まっていくバラナシが垣間見えます。
この写真は、日本食のSUSHI Cafeが以前あった場所にできたIMOK Roastery&Cafe(ベンガリトラ)
昔から有名ですが、ガンガーの風を感じながらアップルパイを食べられるカフェもあります。
薄生地のイタリアンピザでも有名なPizzeria Vaatika Cafe(アッシーガート)でぜひご賞味あれ。
ちなみに、路上のお店で「コーヒー」と言うと激甘ミルクコーヒーが出てくるということだけお伝えしておきます。
インドと言えば!ラッシー
本場インドで出来たてラッシーはいかがでしょう?
目の前で作ってくれるラッシーはフレッシュな乳乳しさが格別です。
こちらはバラナシにある大学、BHU (Baranas Hindu University)の構内にあるラッシースタンドにて!
こんなインドの大学に通いたかった。。
(戻れるなら、外語大でヒンディー語を専攻して留学したかった)
マンゴー丸絞りジュース
実は、インドの国のフルーツはマンゴー!
その為、最高級アルフォンソマンゴーもインドなら1kg 1000円!
そんなマンゴー大国インドでは、アルフォンソでなくとも美味しいマンゴーの生絞りジュールを飲むことが出来ます。
私が今年バラナシに行ったのは2月中旬でしたが、ちょうどマンゴーが出回り始めた頃だったようで
3年ぶりにマンゴーを堪能しました!(日本では高すぎて買えない…)
このジュース、マンゴー以外何も入っていません。たしかこのサイズでRs. 40(=約60円)くらい。
インドのチャイはただの飲み物以上の何か
今年2月にインドはデリーに行った時に、昔住んでいた家のオーナーの娘ちゃん(18歳インテリギャル)に、おすすめのカフェを教えてもらって
デリーのお洒落エリアのコーヒーショップばかりだった時に、都市部の若い子はもうチャイなんて飲まないのか!?と衝撃を受けましたが(※n=1)
インドにおけるチャイ文化はただの食生活の一部を超えた、自分の時間、そして自分を囲む人との生活に欠かせないもののように感じています。
ただ、飲めば飲むほど体重が増える。血圧も上がる。
(チャイだけのせいではないものの、花子もインド生活を経て10kg増えた)
だけども、バラナシを訪れた際はインドで一番美味しい、そして美しいチャイ文化を味わっていただきたいなと思います!
ほっと一息チャイタイムを忘れずに!
また次の記事で、Phil milenge!!
▼海外旅行するなら実は楽天モバイルが便利!!
最近はどこにでもWi-Fiがありますが、楽天モバイルなら2GB/月まで海外でもそのまま使えるので、Wi-Fiが遅い空港とかでは楽天SIMで家族に安否連絡を取っています!
しかも、バラナシ(ガンジス川のほとり)からでも、旦那のパニール太郎と連絡できちゃいました。意外とたしかに「最強」で満足してます。笑
※現地事業者やデバイス、地域によります。