《Slice of Spice》仕事・働き方

《Slice of Spice》何者でもない、何か

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Namasteでございます。5月病からか低空飛行なマサラです。
最近競馬を見始めて(ギャンブラー太郎の影響)
馬がかっこよく見えてきたので、わたしも馬力にあやかりたい(?)今日この頃。

馬力が無いときに何を頑張ってもしょうがないとは思うのですが
インドのサービスを日本の顧客に届ける仕事に参画してきて、ふと思う、悩むことがあります。

日本のお客さんの要望をインドチームに伝えて、
インドチームが出してくるアウトプットを成果物として出す、という流れの中で
技術面以外のところに参画してチームのサポートやらをしているのですが
時にはメインresponsibilityというボールを持つことがあり
(放任系上司なので、立ち位置が曖昧なことがある)(私が理解していなくて馬鹿なだけかもしれない)(馬!)
プロジェクトでインドと日本のお客さんの間にぽつんと立つんですよね。

その時に、日本側が依頼したもの通り100%★みたいなアウトプットはインドから出てこない訳で
(文化の違い、言語の違いなどで、どの国でもそうかと)
結局、日本側には交渉、または説明を以って進めて
インド側にはすべてを忠実に実現するような修正命令ではなく
ある程度の妥協や軌道修正をした最善の改善案でコンセンサスを得て進めることになる。
(かつ、それを何度もやることになる)

その判断とフレームワークを作り実行するのは、他でも無い、間に立つ私自身な訳ですね。

インドは大好きだし、インドでインド人と働いた経験もある。
しかし、正直、個人戦でのresponsibilityは持ったことがないし、求めてはいなかったりする。
だけど、もう30歳だし…それなりのbigger responsibilityは必要なのだろう…などなど
思うこと、反省、言い訳はあるけれども
フレームワークが分からなくて、身動が取れなくなって、悔しい思いをしていて何故だが悲しい。

何者でも無い立場だからこそ、そのまま両側に良い顔をして(またはインド側を抑えつけて)横流しにするのではなく
ブレインとして状況の最善化を図るのが役割なはすだけど
ただの何者でもない何かでしかない自分がつらい。
プロジェクトがちゃんと締まるのか自分が一番怖い。ブレインでコントロールできていないので。

打席でトライアンドエラーを経て術を学ぶしかないのだろうけど
果たして、それは馬力を掛けてでもやりたいことなのだろうか?

会社の状況も変わって、プロジェクトのフロントに立つこともある程度期待してもらっている中、
今のベンチャー体制でサポートの仕事ばかりじゃ続かないようにも思ったりするし
(とはいえ、サポートjob scopeで雇われたのだが)
そうしたら、この組織に私の居る意味はあるのだろうか?と
壮大な悲劇のシナリオが脳内に始まりつつあって、怖い。

悲しみが過ぎて上手く立ち回れないので、
線引と観点の変換、または忘却(笑)でモチベーションがまた浮上してくるまで馬見て元気を取り戻そう。。

今日のヒンディー語はずばり、馬(笑)

घोड़ा ghoda

・「合田さん」はインドでは「馬さん」
・インドにも競馬はあります。日本も種馬提供。

みなさんも、新年度、新生活、お疲れ様です。
天気もじめじめしてきたし、頑張りすぎませんよう。