Namasteでございます。2週間の休職最後の平日も終わり!Ashaです。
インドはバラナシに2週間帰省しても、毎日せかせか予定を作っては動いてしまうタイプなので、今回もそんなにのんびりした訳じゃないのですが。。
でも、「仕事」というものをすっきり頭から一時期抜いてデトックスすることができたので、本来の健康な心持ちを思い出すことはできたかなぁ。
仕事はこれからも、しばらく会社員として続けていきたいんですがね。その後は…神のみぞ知る。
このお話は、いつでもどこでも仕事ではあれやこれや悩んでいたけど、社会人8年目で休職に至ったわたしにしによる、起死回生、今後に向けた教訓です。
大前提として、わたしは100点完璧主義人間。(知ってる人も多いと思いますが)
幼少期の成功体験はテストで100点を取ることだったし、幼少期の悲しみは100点を取れないことだった。(80点でもそれは失敗)
思春期でも、得意な英語ですら100点の時もあればそうでないこともあるのに、なかなか全ての教科で100点が取れないから悲しみを抱えていたところで
陰湿ないじめ体験も重なってしまってしまい、点数なんてつけられない人間関係は中途半端で良いという感覚に慣れるまでもかなりの時間を要してしまったけど
結局は勉強を頑張ったお陰で、すべての志望大学に合格するという結果を出して、行きたい外国語大学に行けた。当時の自分自身には今となっては最愛のハグを送りたい。
(大学受験の結果が出るまでは怖すぎてオーバードーズ(所謂、大量服薬)して、現世から意識を消すほどだった)
100点という点数の呪縛から離れた大学という世界では、自分の意志でクラスを選ぶこと、好きなものとその意味を見つけることという自由の残酷さで一歩を踏み出せなくなり
しかも、勉強(英語)では帰国子女という、一般人のわたしの英語のプライド(そもそもなんで持ってんねん)をズタズタにする人に負けてしばらく大学に行けなかったけど
出会うべきひとに出会えて、そして海外にひとりで出てから、点数や意味のない世界でもひとりで歩く為の足は出来たように思う。
わたしの自分自身の価値観も、ある程度一部歪んでいても育って、自分の人生が始まったのは22歳くらいからかもしれない。
ここまでは過去のこれまでのわたしの歩みの話。
しかしながら、最近やっと「新世紀エヴァンゲリオン」(初期アニメ版と「Air/まごころを君に」のみですが)を観て気が付いたことがある。
それを観たのは5月24日(金)の、心臓の痛みが大きくなり、業務命令で病院に向かい往復した電車の中だった。(ちなみに、心電図、レントゲン共に以上ありませんでした!ので、完全に自律神経がおかしくなったせいですね…)
エヴァンゲリオンなんて、いろいろ噂や解説は聞いていたけど、健康で無敵状態の時(いつ?)じゃないと、シンジ君と同じく心を蝕まれてしまうと思い観られていなかった。
(観終わった後、少し気持ちが重かったのは確か。笑)
本題ですが、わたし自身の完璧主義は31歳の今も無くなっていなかったんですね。むしろ、激しさを増していたのですね。
わたしは仕事や会社だけが居場所になっていて、そこで100…いや、皆の期待を超える120点を出して評価され、appreciateされることを、生きる喜びや生き甲斐にしていること。ひとに嫌われないように誰かの波長や調子にも合わせて我慢していること。
ベンチャーだからいつクビになるかもわからないんだし(パンデミックでの事業閉鎖によるレイオフはインドで経験済)、KPIを設定されていないからゴールがわからない…けど今はインドと関係している仕事なんだから、わたしの出来る限りの能力を発揮したい。
わたしにとって仕事(会社)がエヴァ。「エヴァンゲリオンに乗って、120%こなして周りから褒められないわたし」はわたしじゃない。
そんな人造人間になりつつ、一番最初に波長が合うと思われる上司に恵まれたので、自然と現職で2年間わたしはエヴァに乗り続けて、さらに取り込まれていました。
私生活では夕食を作ることも、好きだったはずのブログを書くことも、何もできなくなっていました。一時期はお風呂にすら入れなかった。
(社長の前で「早く家に帰って手料理で美味しいって旦那に言われたい」と酔った勢いで泣いたこともあったw)
でもね、エヴァにも活動限界がある。うまく心と体がシンクロできないこともある。
23年末には自律神経に不調が来てしまったけど、個人的にも好きで興味のある会社のウェブサイトの立ち上げなど、この会社で誰もリードできない分野で全力でエヴァに乗っていたら、体重が2ヵ月で6kg落ちていた。
そして、展示会準備でも活動限界スレスレのエヴァに乗っていたところで、春の大異動で新しい上司が来て中々波長が合わず、結果120%の法則も崩壊し、そのタイミングでわたしは休職した。
だけどね、わたしはエヴァに乗っているだけがわたしじゃない。
ヨガを練習して、ヨガ哲学を学んで実践するとき、このブログを書いているとき、だらけてインスタを見ているわたし、ただ息をしているだけの何も無いわたしも、わたし。
エヴァがなくても、不器用さを残したままの自分で、他人がいる世界に居ていいのかもしれない。
むしろ、揺れ動くこころなんて、ヨガ哲学から見たら「真の己を知り、うまく扱えればいい」。
今、このタイミングでエヴァに乗って(=仕事で)120点のパフォーマンスを出しに行くことだけだった自分が
ワクワクする「ヨガ」を始めると自分の意志で決めたこと、そしてそれに投資したことは本当に良かったと心から思います。
(エヴァンゲリオンとヨガのお陰で今の自分の問題に気付いたというw)
さて、問題は来週からの復職。
復帰して急発進するのがわたしの癖ではありますが、もうわたしはエヴァだけに囚われてはいけない。120%のパフォーマンスにも、他人からの評価にも、囚われてはいけない。
すぐにモードをスイッチすることは難しいけど、80%くらいまで自分の完璧主義の程度を抑えて
私生活の中で、仕事以外にも大事にしたいことを素直に大事にしたいのです。
話は少し脱線しますが、インド現地採用時代は「仕事がすべて」ではないインドの労働文化の中で働いていたので、
仕事は80%くらいの力でやることはやって、定時に出て毎日ブログを書いたり、行きたいカフェやバーにいったり…とお金は全く無かったけど、満たされていたと思う。
(自由過ぎて周りに迷惑をかけたこともありましたが…この話になるといつも土下座)
何故それを日本で体現できないのだろうかね?労働文化、個人の仕事の裁量や環境の違いは大きいけれども。。
なので、来週からわたしは日本での80%を見つける旅に出ます。
そして、上司との信頼関係がまだできていないから怖くて在宅勤務ができなかったけど、通勤の負担を減らす為に在宅勤務も活用します。前職でフルリモートやってたんだからいけるはずだ。
結論、とてもシンプルな気付きなのだけどエヴァンゲリオンを観て、わたしは完全にシンジ君だった。(14歳の精神状態…なのか!?)
仕事や他人から全力以上で評価やappreciationを求めて得ることで喜ぶ物体になっていた。
大事なものを、「本当の自分」を、大事にできなかった。活動限界に来るまで。
とはいえ実際、何故80%なのかも(多分親友が言ってたからw)、どこが80%なのかも分からない状態ですが、確実に今の私には「ヨガ」がある。
こころの故郷インド起源のヨガ。そのヨガの「八支則」と言われる8つのプロセスの中で一番初めに日常で行わねばならない「ヤマ」と「ニヤマ」はまさにわたしが行うべき実践なのでした。そこにも、80%主義のヒントがあると思っています。
最初はよく分からないと思いますが、八支則(ヤマ・ニヤマ)を日常に取り入れるコツ!ヨガ哲学の実践(ヨガジェネレーション)もご参照までに👌
ということで、なんとなく勘づくけど休職中はヨガばっかりやっていまして。
80%はどこ行った?と言いたくなるかもですが、新たにお伝えしたいこともまだあるので、またふらりと、ゆる~くインドと繋がる本ブログに遊びにきてください✋
とりあえず、来週月曜日はまず出撃…じゃなくて出勤して、80%探りのスタート、そして初日無事の帰還だ…!