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【ヨガ・インド】ヨガで最も一般的な資格RYT200とは?RYT200の学習内容とメリットを解説!

【ヨガ・インド】ヨガで最も一般的な資格RYT200とは?RYT200の学習内容とメリットを解説!- なますて ぱりばーる

Namasteです!ヨガの資格RYT200を学習し始めたタイミングでヨガを習慣化して2ヶ月たちました、Ashaです。
\ \ 1日1ヘッドスダンド//を目標に(笑)、でも気分屋かつ研究家なので、YouTubeにあるような流れる様々なポーズの練習ではなく
習ったポーズを単体で、ポイントを確認しながら何度も練習したり、、なビギナーpractitionerです。

インスタグラムで、太陽礼拝や大好きなヘッドスタンド練習を主に載せています。笑
始めた頃の太陽礼拝とか、かくかくぽきぽきな音が聞こえそうなぎこちない動きなので、成長具合を楽しんでいただければ嬉しいです。笑

とにかく片足バランス系が苦手で、ハムストリングが一生伸びなくて困っています。泣
バラナシのグルジ(先生)にも、You don’t have balance.と言われた暁に
その後デリーで泊まったホテルの壁の絵の格言が”Balance”だったんです。(インド、相当風当たり厳しいぞ)

さてさて、今回は今現在わたしが勉強しているヨガの資格「RYT200」について概要を紹介します!

ヨガの資格を調べ始めると、まずは「RYT200」をよく目にするのではないかな、と思います。
そもそもRYT200という資格名の意味、どんなことを学ぶのか、誰に必要なのか、何に使えるのか?までを簡単にお話します!

この記事を見て取得を考えたくなった方々に向けてのスクール選びについては続編にて😊

RYT200の資格名の意味

RYT200、よく聞くけど意味を敢えて考えたことは無いかもしれないですね。笑

RYT200は“Registered Yoga Teacher 200”の略でして
数字の”200″は必要な学習時間を表しています。200の次は+300時間して500になります。
(わたしは最初レベルだと思っていました。いきなり200とか強すぎるが…)
要は、「規定の200時間分しっかり勉強・実践した認定ヨガティーチャー」という資格名なのです。

はて、認定とは誰がしてくれるんだ?という疑問が出てきますが、
この200時間の頑張りによってティーチャー認定してくれるのは、「全米ヨガアライアンス」です。

ヨガはインド発祥のものではありますが、さすが世界をまとめるのが上手いアメリカ(?)、全世界のヨガティーチャーの学ぶべきものや資格の標準化を行う為、全世界で通用し共通するアライアンスを発足し、このRYTでヨガを教える為の資格も統一したのです。
そしてRYTは、全米ヨガアライアンスが認めたヨガスクール(Registered Yoga School)でのみ取得機会を提供できます。

前述の通り、ヨガはインド発祥なので、今現在ではインドで取得できる本場独自の資格もあります。
ですが全米アライアンスのRYTがあれば全世界どこでもヨガティーチャーとして認められる/全世界で通用するという点から、RYTを基礎資格として初めに取得する人が多いのです。
(わたしは世界中で通用せずともインドオリジナルの資格も欲しいゾ…!←コレクターマニア)

RYT200取得の為に学習する内容

全米ヨガアライアンスに認められたスクール(Registered Yoga School=通称RYS)によっても内容はまちまちですが、主にこのような内容が含まれます。

  • ヨガの歴史
  • ヨガ哲学基礎
  • ヨガのポーズ(アーサナ)練習と解説
  • ヨガの浄化法・呼吸法
  • アーユルヴェーダ基礎
  • 解剖学
  • 色々な流派の指導法

私はこのプログラムラインナップを見た瞬間、心のときめき✨が止まらなかったのですが、
ヨガを実践するなら知っておきたい基礎で構成されていると思います!
(実はアーユルヴェーダも、ヨガと切っても切り離せない関係なのです)

RYT200の取得方法

前述の通り、RYTは全米ヨガアライアンスが認めたヨガスクール(RYS)でのみ取得機会を提供できます。
そして、そのスクールのカリキュラムに沿って、200時間分の実践と学習、そして試験をします。

200時間もスタジオに通うのか…しんどいな…しかも行きたいスクールは遠すぎる…と感じた方には朗報があり、
2020年のパンデミックがあったことから、対面(スタジオ)だけでなく、すべてオンラインで完結して取得することもできるようになりました。

変な話、すべてオンラインも可能となったことから「200時間分のアーカイブ動画を見る」でも取得できてしまうこともあったそうです。
ですが、全米ヨガアライアンスによると指導資格を持つ講師とのリアルタイム指導が望ましいということで、総プログラムの内15%はリアルタイムの講義が必要という規定もできています。

スタジオに通わずとも取得可能な点はかなり便利ですが、個人的には、やはり実際に講師の方とお話することやアジャストを受けることが、自分自身の為になると思っています。
実際に、ポーズ(アーサナ)は特に、これまで自分だけではできなかったけれども、先生の説明やポイントを聞いたらできた!!というものもありました。

スクールによる全カリキュラムを終えた後は、全米ヨガアライアンスにRegister(登録申請)をして、晴れてRYT修了です!(申請・登録料が別途掛かります)
この申請をサポートしてくれるか、してくれないかもスクールによって変わってくる点ですのでチェックしてみてくださいね。

RYT200取得の対象者

Registered Yoga Teacherという資格名からして、ヨガの先生になる人だけが対象になるのか?というと、実はそうではありません。

勿論、カリキュラムの中には教え方、間違った(または怪我に繋がる)身体の形の正し方など
ヨガの先生として教えることを意識した授業もあります。

けれども、先生になるぞ!と意気込んでいる方々だけではないのが実情です。(わたしの通っているスクールは少なくともそう)

わたし自身も、取得してすぐヨガの”先生”になる為に受講を決めた訳ではありませんでした。
エゴではありますが、自分自身の心身の健康の為に本気でヨガに取り組みたい!と思ったのがきっかけです。
本気でヨガをやるなら、やはり体系立ててヨガの基盤である哲学や歴史、そして正しい(≠美しい)ポーズのポイントを学びたかったのです。
かつ、先生になって活用せずとも指導法やアジャスト法を学ぶことは、自分自身へのインプットとアウトプットになると思っています。

最近受けたヨガのレギュラークラスで先生に言われた言葉が印象的で。

「どこからが”先生”ですか?クラスを持つ事だけが先生ですか?その”先生”になることだけが正解ですか?」

クラスという形で、誰かを指導する立場でお金を稼ぐ事は明らかに先生と言われる方法ですが
今まさにわたしがこのブログでRYT200の解説をしたり、今後ヨガの魅力やtipsを発信したりすることも、立派なヨガの先生の様な役割なのですよね。
生徒が目の前にいないので呼び方は変わりますが、伝道師というか、それこそインフルエンサーというか。笑

もちろん、いつかは所謂ヨガの先生として活動したいなぁという想いもあります。
これまで長続きしたものがブログ以外ほとんど無かったのに、こんなにのめりこめて、学ぶこと全てが楽しくて、自分の生活に直結して、身体やマインドだけでなく人生も変化させられるヨガがわたしは大好きです。
(そして何より、インド発祥!Jai Hind 🙌)

ヨガの魅力、そしてわたし自身のインドでの経験や、暗黒の(笑)自分から(ヨガのお陰だけじゃないけど)変われた経験
すべてひっくるめて皆さんにヨガで「ただここに存在するだけの幸せ」をシェアしたい!という想いは溢れています。(どういう形になるかはまだわかりませんが…)

タイミングも目標も人それぞれなので、先生にならなきゃ!!!と気張らずに(RYTの指導をしてくださる先生達は後継者として大いに期待してくださいますが)
まずは自分の為にヨガを学びたい、という想いで飛び込んでみるのも、わたしは個人的に全然アリなのではないかと思います。

RYT200取得のメリット

晴れてRYT200を全て修了し、全米ヨガアライアンスに登録されれば「ヨガの基本的な指導も含む知識を保有している」ということで、
履歴書に書いて、ヨガインストラクターとしての就活でのPRの一部になります。

ただ、RYT200は目立った資格ではなく多くの方が保有する基本資格なので、取得したから誰よりも優位!すぐにスタジオなどでの仕事も見つかる!というような就活でのインパクトはあまり無いかもしれません。
(最初はインストラクターの職探しも人それぞれ、と通っているスクールの先輩からも聞いたことがあります)
実際、先生としての必須資格ではない場所もある為、RYT200を取得せずとも教えていらっしゃる先生も沢山います。

とはいえ、RYT200を学んだことは確かな強みであり自分自身のヨガの基盤となるので
そこからどのようにヨガに生きるかは皆さんそれぞれ次第なのかなと思います。

RYT200学習中のわたしの感想

24年7月末時点ではまた全カリキュラムの前半が終わったばかりなのですが
これまで学んだヨガ哲学、歴史、基本ポーズ(アーサナ)、ライフスタイル(アーユルヴェーダ含む)、骨格の基本構造…ほとんどが初めて知ることばかりで、今の自分の生活や認知行動も見直すきっかけになりました。
そんな基礎の無知と言える状態で、時たまのヨガエクササイズ動画を真似する行為で「ヨガしてます☆彡」と言っていたのかワシは!と(自分に対して)思ってしまうほど。

※肝心の指導法の学習については後半なので、これからです。実演もあるそうなので、緊張する。。。

あとは、社会人になってから、様々な年代の方と授業を受ける「青春」みたいなこと(笑)や人との繋がりができるのも魅力なのでは、と思います
わたしはコミュ障 x 陰キャ(という名の”ものすごい気遣いとオタク気質”)なので、新しい人と話すことは特に緊張するし、集団での企画にすべて参加することが難しいというのはあるけれども
誰も誰をも責めないし、争いもしないし、やはりヨガをしている人のコミュニティでは「自分自身のままで居ても大丈夫」と思えるので心地良いです。

RYT200取得後の長期的なお話ですが、ヨガを続けていれば、引き続きヨガでの人との繋がりやご縁も増えていくだろうな、と感じます。
特に、インスタでずっとフォローしてきて、尊敬している先生のワークショップを受けられるときは感動しっぱなしです。。わたしも「このような人でありたい」と思える先生もいるほど…✨(会えたとき涙出たw)

ヨガに基づいた生き方で、(自分の気質的に)ヨガオタクとして生きていく道が開いたので、RYT200のヨガの体系的な学びが自分自身を変える切欠になったのは確かです。

まとめ

今現在学習中の身ではありますが、わたしはRYT200の学習に自己投資して、何も後悔していません。

後悔していることがあるとしたら、毎日の筋肉痛と、伸ばそうと頑張っているハムストリングスが痛いことくらいでしょうか。笑
まだまだできないポーズ(アーサナ)がたくさんあります。一番苦手な片足バランス系と柔軟系は日々練習するけど、まだまだ。
その悔しさと食らいつきに、ネガティブな気持ちはありません。

一応、会社員で(笑)そして妻という役割もあるので、それは疎かにせずにヨガの実践と練習を続けること、だけどヨガばかりに目が行って社会生活が崩壊しないように
生活のバランスを取りながら(体のバランス皆無だしw)「ヨガに基づくけれども、ヨガに迷わない」日々を探って過ごしていきたい。

ただ、寝て食っての生活だけだった自分に気づきをくださるヨガ、RYT講師の先生達、一緒に学んで刺激やインスピレーションをくれる皆さんに、ただひたすら感謝です🙏

 

 

ASHA KIRANA

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